波状言論臨時増刊「Hakagix 美少女ゲームの臨界点」

奥付をみると正式名称は「美少女ゲームの臨界点」だけなのかな?
背表紙を見ると「HAJOUHAKAGIX」が正式名称のようにも見える。
そのあたりはよくわかりませんが、東浩紀さん責任編集の同人誌です。
執筆陣や価格など様々な意味で同人誌の枠を超えてます。
西島大介さんが公式サイトhttp://www.simasima.jp/index.html
の8月15日の日記で、
「「日経キャラクターズ」などがケーダブだとするなら、この本はまるでDEV LARGEの「ULTIMATE LOVE SONG」のようです。」*1
と評してます。
しかしどちらかと言うとこの本は大塚英志さんへのdisなのでは。
「オタク第一世代の代表」としてササキバラ・ゴウさんにインタビューしているというのは、大塚さんに対して「正に年上というだけが為、今でも周りはオマエを立てているだけ」的なメッセージを発しているような気がしないでもないです。
あとこの本の装丁はリニューアル前の「小説トリッパー」(朝日新聞社)を意識しているのではないでしょうか。
あの雑誌には大塚×東対談が載ったわけだし、そのあたりもなかなか奥が深いですね。
実際、中身はまだほとんど読んでいないのです。すいません。

*1:意味わからない人多いと思います。http://nejire.gozaru.jp/とか見ればなんとなくわかるかも。