コミックマーケット

明日から三日間、コミックマーケットが開催されますね。
私も遊びに行こうかなと思っています。
私にとって、もはやコミケはある種のオフ会というか、日頃顔を合わせる機会の少ない知人に会いに行くためのイベントになりつつあります。
もちろん、即売会の主催者のはしくれとして、様々な情報を集めるのも重要です。


いまごろは明日に備えて早寝している方がいて、一方で時間に追われてコピー誌をせっせと作っている方もいるんでしょうね。

「活字倶楽部 07'夏号」(雑草社)に情報掲載

現在、全国書店で発売中の雑誌「活字倶楽部 07'夏号」の82ページに第六回文学フリマの情報を掲載していただきました。
みなさま、ぜひごらんください。


ちなみに、この号の“巻頭大特集 桜庭一樹”の25ページには第四回文学フリマで販売された桜庭さんと桜坂洋さんの同人誌『桜色ハミングディスタンス』のことが紹介されています。
曰く「開場されるやいなや即完売、の伝説を持つ」とのこと。
メディア上で文学フリマにおけるエピソードが「伝説」と形容されるのは、おそらく第一回の佐藤友哉さん以来、二度目のことです。

オン・ザ・ロード

ネットで予約してしまった。
河出書房新社池澤夏樹個人編集・世界文学全集の第一回配本。
青山南による新訳のケルアック『オン・ザ・ロード』!
これはまさに待望の新訳なのでうれしいかぎり。
http://www.kawade.co.jp/sekaibungaku/


それにしてもこの文学全集は価格が一冊3000円前後と安いですな。
気になる本は結構買ってしまいそう。
第二回配本のバルガス・リョサも読んでみたいし、ミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』も新訳。
あと個人的には小野正嗣訳のニザン『アデン、アラビア』が気になる。


そうこうしているうちに全巻揃えたくなってしまいそうだ。

未読本消化週間

ここ一週間ほどは時間的な余裕があったので本を読む時間がけっこうありました。
それで買ってからずっとほっておいた、とある本を読もうと思ったらどこを探しても見つからない。
どんなにぐちゃぐちゃに積んであっても実はほとんど暗記していてお目当ての本をすぐに見つけられる私ですが、今回はどうにも行方不明なのです。
本屋さんで購入した時にブックカバーを付けてもらい、そのままになっているのも見つけにくい理由のひとつ。
まあ、他にも読んでない本はいくらでもあるのだけれど。

講談社文庫版『フリッカー式』

講談社文庫ででた佐藤友哉フリッカー式』を読みました。
あちこち修正が施されていて、すでに講談社ノベルス版を読んでいる人がチェックしてもおもしろいかもしれません。
もう六年前の作品ですが、文庫版では作品内の時間や引用ネタが2007年現在に変更されています。

最近の読書

電車の行き帰りとかに読める本を選択しているうちに、たまたま北方謙三の「試みの地平線」の文庫と滝本竜彦の「超人計画」を立て続けに読んだ。
これは面白かった。
滝本の脳内彼女である“レイ”がだんだん北方謙三先生の姿に見えてくるようで……
みなさまもぜひ、この二冊は併読するべきですぞ。

豆畑の朗読会Vol.2

中沢けいさんと伊藤比呂美さんの朗読会に行ってきました。
とても良い雰囲気で、トークで笑いがありつつも朗読は聞き応えがありました。
また、会場はひさびさに会う人たちばかりで、打ち上げも楽しんできました。
けっこう飲んだなあ。