EeePCを買った

先日、流行のウルトラモバイルPC「EeePC901」を購入してしまいました。
色は黒です。
前々から購入を検討していたのですが、渋谷のLABIオープン記念で120GBの外付けHDDがおまけで付くとのことで、即買ってしまいました。
いやあ、いいですよ、コレは。
中身もいろいろといじって楽しんでいます。

近松門左衛門「曾根崎心中」がブーム!!

今、近松門左衛門の「曾根崎心中」がブームになっています。
え、そんなの知らないって?
いやいや、ニコニコ動画では「曾根崎心中」が熱いのですよ。
それも“人形浄瑠璃”ならぬ“ボーカロイド浄瑠璃”です。


きっかけはデッドボールPというVOCALOIDの音楽製作者が、初音ミク鏡音リンツインボーカル近松門左衛門の名文をそのまま詞に取り入れて作った「曾根崎心中」というHM曲。
これがかなりの出来映えで、ニコニコ動画内には同曲の関連動画が次々とアップされました。
この曲は4月下旬に公開されたので、時期的にここ数日でかなり凝ったPVが次々とアップされています。
これらがとにかく面白くて、私はすっかりハマってしまいました。


まず先陣を切ったPVがコレ。
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間奏部分でちゃんと「曾根崎心中」のストーリーを紹介してくれます。
ミクとリンのキャラクターそのままにあえて同性愛的な描写になっています。


次にかなりアーティスティックな作りのPVが登場。
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まさに驚愕のクオリティ。
心中物の業の深さが表現されていますね。
コメントが着物が左前になっていることを指摘してくれます。
動画の最後の気遣いも良いですね。
実際に「曾根崎心中」は模倣心中が続発して江戸幕府から上演禁止をくらってしまったわけですから。

そして独特の絵柄が好評のこちら。
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この作品はミクを徳兵衛役、リンをお初役に配しているところが前二作とは異なります。
(リンは“レン”という男の子と双子という設定なので、男役を振られることが多いのです)
こちらはかなりの美談、という印象を受けます。


このまさかの「曾根崎心中」ブームで作者の近松ニコニコ動画内では“作詞:近松門左衛門*1”などと書かれる人気ぶりです。
まさか21世紀に「曾根崎心中」がインターネットの世界で人気演目になろうとは。
やはり普遍的に日本人の心に響く物語ということなのでしょうか。

*1:“P”とは“プロデューサー”のこと。もともとはゲーム「アイドルマスター」のプレイヤー人称で、ニコニコ動画アイドルマスターの動画を作成する人たちを“P”と呼ぶようになり、それが慣習化してボーカロイドの動画を制作する人たちも“P”という称号が与えられるようになったものです。

利用した感想

実際使ってみたわけですが、お店の人がまだ慣れていないのがおもしろかったですね。
チャージするにも買い物するにも「え〜と…」みたいなカンジで。
あと、私の行ったセブンイレブンはレジ付属の読み取り機がまだ白地のままで、「ここに置いて下さい」と言われないとわからない状態でした。
解説リーフレットを見ると読み取り機にnanacoのロゴがあるイメージ図が載ってるのですが、そのへん全店舗に行き渡っていないのかも。
さらに、am/pmEDYレジと違い、斜めになっている読み取り機に受け皿が付いていないので、手を放したらカードや携帯が滑り落ちてしまいそう。
ただ、読み取り機に関しては他社電子マネーへの対応も視野に入れているからフレキシブルな作りになっているのかもしれません。
そういえば使ったときになにか音が鳴ったかなあ?
お店の人の対応を見ていて聞き逃したのかも。
次はばっちりチェックしてきます。

「nanaco」導入のポイント

私が思うに、「nanaco」をお得につかうポイントは以下の2点。
・「電子マネーじゃなくポイントカードだと思え」
・「おサイフケータイを持ってるならnanacoモバイルで利用すべし」


まあ概要から説明すると、「nanaco」はセブン&アイホールディングスの電子マネー
とりあえずは都内のセブンイレブンでサービスが開始されました。
近々、イトーヨーカドーデニーズでも導入予定。
EDYSuicaがはるかに先行している現在、利用店舗拡大にはちょっと期待薄なのが正直なところ。


ただ、「nanaco」の画期的なところは(クレジットカード等を介さずに「nanaco」単体で)ポイント制度があるところ。
nanaco」で100円分買い物するごとに1ポイント付いて、これが1円分の「nanaco」として貯めていけます。
つまり難しく考えずに「セブンイレブンにスーパーや家電量販店みたいなポイントカードができた」と思えばいいのです。
自宅や会社最寄りのコンビニがセブンイレブンだという方は十分に利用する価値があるでしょう。


導入にあたり気をつけたいのが「nanacoカードの発行には手数料300円がかかる」ということ。
これはSuicaカードのデポジットと違い、あくまで手数料なのでカードを戻しても300円は戻ってきません。
一方、おサイフケータイを使った「nanacoモバイル」は無料で使えます。
おそらく、電子マネーとして後発の「nanaco」は、利用者がEDYSuicaなど他の電子マネーと併用することを想定しています。
そのため、おサイフケータイにやや重きを置いているのかもしれません。
少なくとも「nanacoモバイル」の方がデメリットなく始められるのは間違いないでしょう。
というわけで「おサイフケータイを持ってるならnanacoモバイルで利用すべし」。
(なぜかソフトバンクの携帯には対応してません)

私鉄をタッチ&ゴー

モバイルSuica井の頭線と銀座線をタッチ&ゴーした。
はじめてやった瞬間はちょっぴり感動した。
やはり、これはなかなかいい。


でもあっという間に日常にとけ込んで、私鉄の券売機に並ばない生活が当たり前になるんだろうな。
便利になるというのはそういうこと。